商船三井は4日、インドの関連会社が保有する液化石油ガス(LPG)タンカーが、イランによって事実上封鎖されているホルムズ海峡を通過したと明らかにした。米国とイスラエルによるイラン攻撃開始以降、日本関係船舶の海峡通過は2隻目。政府関係者によると、日本人は乗船していない。イラン当局がホルムズ海峡を開放したかどうかは不明で、日本関係船舶の通過が今後続くかどうかが注目される。
商船三井の液化天然ガス(LNG)船が3日、初めて海峡を通過していた。国土交通省によると、2隻の通過に伴い、中東情勢の緊迫化を受けてペルシャ湾内に停泊中の日本関係船舶は43隻となった。詳細を明らかにしていないものの、2隻の乗組員の健康状態に問題はなく、船舶に異常もないという。
通過したのはインド船籍の「GREEN SANVI」。商船三井の担当者は「インドに向けて航行しており、危険と考えられる水域から出た」と説明した。イランのアラグチ外相は3月25日、国営テレビでインドなどの「友好国」にホルムズ海峡の通航を許可したと述べていた。
ホルムズ海峡の地図(ロイター=共同)