【ワシントン、イスタンブール共同】米国は4日、ペルシャ湾で立ち往生している船舶の退避を支援するため、米軍が誘導してホルムズ海峡を安全に通過させる措置を開始した。エネルギー供給の混乱を抑え込む狙い。米中央軍は4日、米国船籍の商船2隻が海峡を通過したと発表し、支援の「第1段階」だとした。
アラブ首長国連邦(UAE)国防省は4日、イランから巡航ミサイル4発が飛来し、うち3発を迎撃したと発表した。UAE東部フジャイラの当局はイランの無人機攻撃により石油産業地区で大規模な火災が発生し、3人がけがをしたと発表。英海事当局はUAE沖で貨物船から火災が発生したとの報告を受けたとした。
トランプ氏は退避支援に関し米イスラエルとイランの戦闘に関与しない中立国の船舶が対象と説明した。日本関連船が含まれるかは不明。ただイラン軍事当局は海峡の安全管理はイランが担うとして、全ての商船とタンカーの通航にはイランとの調整が必要と強調した。
イラン軍は4日、海峡への進入を試みた米軍艦船周辺に巡航ミサイルなどを発射して警告したと発表した。
イラン・バンダルアバス沖のホルムズ海峡。貨物船などが見える=4月27日(AP=共同)
イランの首都テヘランで集会に参加した人たち=4月29日(WANA提供、ロイター=共同)