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柏崎刈羽6号機が発送電停止へ 東電、漏電警報で点検

更新日時:2026年3月13日(金) PM 10:43

 東京電力は13日、フル出力で試運転中の柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で12日、わずかな漏電を示す警報が作動したため、発送電を止めて点検することを決めた。原子炉に異常はなく、出力を約20%に落とすものの停止はさせない。記者会見した同原発の菊川浩ユニット所長は、18日に予定していた営業運転の開始は難しいとの見方を示した。

 菊川氏は、実際に漏電が起きているのか、警報システムに異常があるのか不明だとした上で「調査に5日や10日かかるようなら、原子炉を止める判断も必要だと考えている」と説明。「原因を調査して皆さんにお知らせすることが大事だ。安全な状態にしてプラントを立ち上げることに専念したい」と強調した。

 東電によると、12日午後4時ごろ、発電機から電気がわずかに地面に漏れていることを示す警報が作動した。事前の手順通りに制御盤などを確認したが、原因を特定できなかったため発送電を止めて詳細に調べることにした。13日午後10時半ごろから徐々に出力を下げ、14日昼ごろ、発電機を送電網から切り離す。

 記者会見する東京電力柏崎刈羽原発の菊川浩ユニット所長=13日午後、新潟県刈羽村

 

 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発。手前から7号機、6号機、5号機=2025年11月