東京都文京区の東京メトロ南北線東大前駅で男性が切り付けられた事件で、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された戸田佳孝容疑者(43)が、事件の約30分前に駅に入場していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。防犯カメラの映像では、トイレやホームのベンチで過ごしており、被害男性には直前まで接触していなかった。警視庁が経緯を調べる。
同庁は、戸田容疑者の住所は長野県生坂村と分かったと明らかにした。事件当日に同県安曇野市の駅から上京したとみている。
事件は7日午後6時55分ごろ発生した。捜査関係者によると、戸田容疑者は午後6時25分ごろ東大前駅に入場した。
警視庁