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阿部詩、世界柔道で5度目の制覇 武岡毅初優勝、阿部一二三は3位

更新日時:2025年6月15日(日) AM 05:14

 【ブダペスト共同】柔道の世界選手権第2日は14日、ブダペストで男女計2階級が行われ、パリ五輪代表で女子52キロ級の阿部詩(パーク24)が5度目の制覇を遂げた。決勝は同五輪銀メダルのディストリア・クラスニチ(コソボ)に一本勝ち。優勝5度は谷亮子の7度に次いで日本女子単独2位となった。

 男子66キロ級は26歳の武岡毅(パーク24)が初優勝を果たした。日本勢は8大会連続の制覇。五輪2連覇の阿部一二三(パーク24)は日本男子単独最多となる5度目の頂点を逃し、3位だった。準々決勝でオビド・ゼボフ(タジキスタン)に一本負けし、この階級で2019年8月以来の敗戦。敗者復活戦と3位決定戦は制した。

 柔道の世界選手権女子52キロ級で5度目の優勝を果たし、金メダルを手に笑顔を見せる阿部詩=14日、ブダペスト(共同)

 

 男子66キロ級で初優勝を果たし、金メダルを手に笑顔を見せる武岡毅=ブダペスト(共同)

 

 男子66キロ級準々決勝で敗れた阿部一二三=ブダペスト(共同)