自民党は29日、参院選総括委員会の会合で、大敗の要因を検証した総括報告書の素案を提示した。委員から「足りないところがある」と指摘されたため、この日は素案を公表しなかった。修正した上で9月2日に再協議し集約する。関係者によると、報告書には、党総裁を務める石破茂首相個人の責任を明記しない方向で調整している。自民幹部は「首相の責任は追記しない。党全体に責任がある」と言明した。
総括委は次回会合で取りまとめた後、両院議員総会に諮る方針だ。だが党内には、首相の続投に批判的な議員の間で「トップの責任」を明確にするよう求める意見が根強い。
自民党が開いた参院選総括委員会の会合。奥中央は森山幹事長=29日午後、東京・永田町の党本部