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>>【群馬政経懇話会】2003年
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2003 / 12 / 11付
小泉政権に厳しさ続く 前橋で清野さん講演
 群馬政経懇話会の十二月例会が十日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、共同通信社政治部の清野勘一副部長が「衆院選後の政局」をテーマに講演した。
 懇話会には約六十五人が参加。清野さんは小泉首相が掲げる年金改革や三位一体改革について、財源問題などかなり難しい調整が必要と指摘。
 来年行われる参院選の見通しも披露し「自民党が小泉首相以外の顔で選挙を戦うのは大変だと思うが、参院選が終わると三年間は選挙がない。もっと言うことを聞く人を首相にしたいという声が高まるのでは」と厳しい政権運営が続くという予想を語った。
 清野さんは山形県出身で、京大法学部卒業後、同社に入社。札幌支社編集部次長、本社政治部次長などを経て、今年六月から現職。海部俊樹首相の東南アジア訪問に同行したほか、デンバー・サミットを取材した。
 来月二十六日には群馬政経懇話会、女性懇話会の合同例会が正午から行われ、映画監督の篠田正浩さんが講演する予定。

2003 / 11 / 26付
「感動産業」を語る 木下サーカス社長
 群馬政経懇話会の十一月例会が二十五日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、木下サーカスの木下唯志社長が「サーカス―夢と感動の舞台裏」と題し講演した。
 木下サーカスは百年を超える歴史を誇る「世界三大サーカス」の一つで、十一日に約二カ月の本県初公演を終えたばかり。
 木下社長は、海外公演、設備の近代化など百一年の試行錯誤を振り返りながら、木下サーカスの運営方針を「CSCC(クリーン、スマイル、コミュニケーション、コンセンサス)」と表現。「最初に好印象を与えられるかどうか、最も神経を使う」と語った。
 顧客への良質なサービス提供については、会社経営にも当てはまることも多く、出席者七十人の中には熱心にメモを取る人も多かった。
 政経懇話会の次回例会は、十二月十日に開催。共同通信社の清野勘一政治部副部長が「衆院選後の政局」を分析する。

2003 / 10 / 21付
観光シンボルを 佐藤教授が講演
 群馬政経懇話会の十月例会が二十日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、立教大学観光学部の佐藤喜子光教授が「観光振興による地域経済の活性化」をテーマに講演した。約六十人が参加。佐藤教授は「観光が生産や雇用に大きな経済波及効果を生む」と説明した上で、近年は観光農園や伝統工芸村など、地域社会に伝わるものの体験に人気があると語った。
 観光を振興するために、その地域独特のシンボルをつくる重要性を指摘。「ただ考えるだけでなく、マーケットからの視点でとらえてシンボルを見つけることが必要」と強調した。
 佐藤教授は京都大教育学部卒業後、近畿日本ツーリストに入社。国際販売部長、経営企画部専任部長などを経て退社、一九九八年から現職に就いている。全国の観光振興成功例に詳しく、政府が認定した「観光カリスマ百選」選定委員の一人。著書に「めざせ、カリスマ観光士」などがある。

2003 / 09 / 18付
自民総裁選や解散戦略分析 前橋で三反園氏講演
 群馬政経懇話会の九月例会が十七日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏が「小泉総理の解散戦略とは? その全貌を探る」をテーマに講演した。政局があわただしさを増している時期だけに、参加した会員七十人が熱心に聞き入った。
 三反園氏は鹿児島県出身。テレビ朝日の政治部記者として首相官邸、自民党などを回り、「ニュースステーション」で政治や政局の動向を解説。昨年から母校の早大講師も務めている。
 二十日に投開票される同党総裁選について、三反園氏は「小泉純一郎首相の再選が確実だ」として、党内の情勢を分析。衆院の解散・総選挙を総裁選の直後にもってきた戦略が功を奏し、さらに橋本派の青木幹雄参院幹事長が同派の候補者一本化に異論を唱え、「参院は別行動を取る」と表明したことが小泉再選の流れを決定づけた、と説明した。
 解散・総選挙をめぐっては「十一月十六日の投開票が有力」「与党が必ずしも有利ではない」との認識を示し、総裁選後の内閣改造と同党役員人事が当面の注目点であるとした。

2003 / 08 / 19付
ユーモア交えて俳句の魅力紹介 入船亭扇橋さん講演
 群馬政経懇話会と女性懇話会の八月合同例会が十八日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、落語家で落語協会理事の入船亭扇橋さんが「俳句と人生」をテーマに講演した。
 入船亭さんは俳句を紹介しながら、永六輔さんや小沢昭一さんらと三十五年にわたって活動している句会の話などを披露。随所にユーモアを交えた語り口で、集まった約九十五人の参加者を楽しませた。
 また、俳句は言いたいことがたくさんあっても限られた文字数しか使えない「我慢の文学」と定義。「我慢することから男のたくましさや女のしとやかさが生まれる」と話した。
 入船亭さんは一九三一年、東京生まれ。六九年に真打ち昇進、九代目入船亭扇橋を襲名した。十八番は「三井の大黒」「ねずみ」。少年時代から俳句に取り組んでおり、句歴は落語よりも長い。著書に「扇橋歳時記〜しあわせは玉ねぎの芽のうすみどり」などがある。

2003 / 07 / 25付
食生活の重要さ語る 佐藤・順天堂大教授
 群馬政経懇話会の七月例会が二十四日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、順天堂大医学部の佐藤信紘主任教授が「医食同源〜いかに食べ、いかに飲むか」をテーマに講演した。
 懇話会には約七十人が参加。佐藤教授は「なぜこの食べ物や食べ方が体に良いのか、メカニズムを知ることが大切」と指摘した。生活習慣病には数十年間にわたる食生活が大きな影響を与えることを強調。大量のアルコール摂取は腸内細菌のバランスを壊してしまうが、適量ならば善玉コレステロールを増やし、寿命を延ばすと説明した。参加者はメモを取りながら、身近な話題に耳を傾けていた。
 佐藤教授は大阪府出身。大阪大医学部卒業後、同大講師、同大助教授を経て現職を務めている。著書に「ここまできた胃の科学」などがある。

2003 / 06 / 25付
小泉流政治を栗原氏が分析 前橋
 群馬政経懇話会の六月例会が二十四日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、政治ジャーナリストの栗原猛氏が「小泉流政治手法の分析と再選戦略」をテーマに講演した。
 栗原氏は前橋市出身。共同通信社政治部で自民党、社会党、外務省、旧大蔵省を担当。首相官邸キャップ、政治部次長、編集委員、情報編集部長などを経て退社し、現在はフリーで活躍している。
 「小泉政治」の特徴について、栗原氏は自民党内における政治基盤の弱さ、支持率頼みとパフォーマンス、政権獲りへの準備不足と周辺の人材不足などを指摘し、小泉首相が掲げた七つの改革が進んでいない現状を説明。長い政治記者の経験を踏まえながら、過去の政権や政治家のエピソードなども紹介した。
 その上で、九月末の任期切れに伴う自民党総裁選の行方を展望。(1)後継者がいない(2)支持率が依然50%を超えている(3)対米関係重視の姿勢から米国の支援を得られる―の三点の理由から「底流は再選の方向にある」との見方を語り、衆院の解散・総選挙について想定されるケースを示した。
 衆院議員の任期が残り一年となった時期だけに会員の関心も高く、六十五人が熱心に聞き入っていた。

2003 / 05 / 24付
厳しい時代の企業経営語る 前橋で熊谷さん
 群馬政経懇話会の五月例会が二十三日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、帝国データバンク情報部長の熊谷勝行さんが「厳しい時代の企業経営」と題して企業倒産や、その対策について説明した。熊谷さんは新潟県生まれ。早稲田大学、法政大学大学院を卒業後、帝国データバンクに入社。情報部次長などを経て現職。豊富な企業情報に裏付けられた景気動向や、企業倒産状況の分析には定評がある。
 熊谷さんは、最近の企業倒産状況における四つの特徴を挙げ「上場会社や老舗企業の、負債の規模が大きい不況型倒産が増えている」と指摘。その対策として「経営者は原点に立ち返り、堅実経営に徹する。目先の利益にとらわれず、あくまでも本業に誠実でいることが大切」と語った。

2003 / 04 / 11付
イラクと日本の今後の関係説明 水口章さん講演
 群馬政経懇話会の四月例会が十日、前橋市大友町のホテルで開かれ、敬愛大学国際学部助教授の水口章さんが「アメリカの外交戦略とイラク・日本」をテーマに講演。出席した六十五人が熱心に聞き入った。
 水口さんは中東調査会の上席研究員として、外務省委託研究のチーフ・コーディネーターを経験。「イラクという国」などの著書があり、中東研究の専門家として幅広く活躍している。
 水口さんは、パレスチナ問題やイラクと日本の今後の関係などについて説明、「地球の同胞の人が困っている。地球村という観点から、子どもたちの明るい未来のためにお金を使うべきだ」と強調した。

2003 / 03 / 21付
沈さんが中国巨大経済語る 前橋 群馬政経懇話会例会から
 群馬政経懇話会の三月例会が二十日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、三井物産戦略研究所中国経済センター長の沈才彬(しんさいひん)さんが「中国経済の巨大化と日本へのインパクト」と題して講演した。沈さんは中国江蘇省海門市出身。中国社会科学院大学院修士課程終了後、東大客員研究員、中国社会科学院大学院助教授などを経て現職。「チャイナショック」などの著書がある。
 講演では胡錦濤新体制の課題、中国経済の現状、中国ビジネスの注意点などについてわかりやすく話し、「中国経済はますます肥大化する。二〇一〇年に中国は日本の最大輸出市場になる」との見通しを示した。また、上海市での外資系企業の倒産・撤退社数を挙げ「ビジネスチャンスはあるが、リスクもある」と指摘。イラク開戦に伴っての中国経済への影響についても言及した。

2003 / 02 / 18付
首相の動き総選挙を分析 河崎曽一郎さん講演
 群馬政経懇話会二月定例会が十七日、前橋市問屋町のマーキュリーホテルで開かれ、七十人が出席した。今回は、政治ジャーナリスト、河崎曽一郎さんが「解散・総選挙への攻防」と題して講演した。
 河崎さんは、京都府出身。放送記者としてNHKに入社。政治部長、解説委員(政治・選挙担当解説主幹)などを歴任。総合テレビ「おはようコラム・河崎曽一郎の政治コラム」、「スタジオパーク」などの番組に出演し、政治や選挙の解説を担当した。
 河崎さんは内閣支持率と解散総選挙について「支持率は下がり始め、ついに50%を切った。40%を切れば、解散総選挙は難しいだろう」との見方を示した。「(小泉首相の)一月十四日の靖国参拝は、総裁選への不退転の決意と抵抗勢力の分断を図るため、熟慮に熟慮を重ねたものだ」と首相の動きを分析した。
 参加者は選挙を巡る攻防に熱心に聞き入っていた。

2003 / 01 / 25付
若さを保つ大切さ強調 江戸家子猫さん講演
 群馬政経懇話会と、女性懇話会の一月合同例会が二十四日、前橋市大友町のマーキュリーホテルで開かれ、ものまね芸の江戸家小猫さんが「芸も健康、人も健康」と題して得意の指笛芸を交えながら講演した。
 小猫さんは東京生まれ。落語協会に所属。親子三代にわたってものまね芸に携わっており、温厚な人柄と観客を魅了する名人芸には定評がある。
 合同例会には会員百十人が参加。両会の会長を務める高橋康三・上毛新聞社長があいさつした後、小猫さんが講演、芸を身につける苦労などを語った。続いて磨き上げた指笛を披露し、ウグイスやホトトギス、シジュウカラなどのさえずりを実演。何の鳴き声か当てるよう問題を出しながら、鳥の生態や名前の由来なども説明、参加者を楽しませた。
 その後、体だけでなく頭についてもいつまでも若さを保つ大切さを強調。そのためにテレビのクイズ番組は見るだけでなく、声を出して答えるなど、すぐにできる取り組み例を紹介、「常に脳の神経細胞に刺激を与えてください」と呼びかけた。