桐生23年ぶりベスト4 1978(昭和53)年4月4日

第五十回選抜高校野球大会第八日は三日、阪神甲子園球場で準々決勝四試合が行われ、第一試合に登場した関東代表の桐生高はエース木暮、主砲阿久沢の活躍で近畿代表、郡山高に4-0で快勝した。

後に「幻のスラッガー」と称される阿久沢毅が2試合連続のホームランを放ち、王貞治氏以来20年ぶりの快挙。守っては左腕木暮洋が速球とカーブを決め、相手の強打線を抑えた。この年は、同時出場した前橋高のエース松本稔が初戦で甲子園初の完全試合を達成。今年の県勢、前橋育英と健大高崎も39年ぶりにそろって初戦を突破した。