米中枢狙い同時テロ 2001(平成13)年9月12日

ニューヨーク・マンハッタン地区にある世界貿易センター(百十階建て)のツインタワービルに十一日午前九時(日本時間同日午後十時)前、航空機二機が突っ込みビルは炎上。(略)二棟とも崩壊し、姿を消した。

大型旅客機を乗っ取り、高層ビルに突っ込むという史上最悪のテロに、日本人24人を含む約3000人が犠牲になった。北米に拠点を持つ企業など県内関係者にも影響を及ぼした。その後も欧州で市民を標的にしたテロが相次ぎ、脅威は増すばかりだ。米国の現場近くには昨年6月、犠牲者を追悼する博物館が開館し、遺族らが事件を語り継いでいる。