開通直前「関越道マラソン」計画 1984(昭和59)年12月26日

東京と新潟を直結する関越自動車道は来年十一月に全線開通の予定だが、群馬陸上競技協会は「世界記録に挑戦」をキャッチフレーズとした「関越自動車道開通記念マラソン大会」を実施することを決めた。

関越道全線開通を前に水上-駒寄間を走るマラソン大会が計画された。下り坂と追い風を受けるコースから「有力選手なら世界記録を出せる」と期待されたが、日程などの都合で実現せず、30キロロードレースに変更して実施。1985年9月に開催された開通を祝うイベントには約2万9000人が高速道路上に繰り出し、ジョギングなどを楽しんだ。