新前橋駅舎の建設へ 1982(昭和57)年3月16日

前橋市が都市再開発の目玉として国、県との三者で取り組んでいる国鉄前橋駅付近の「両毛線高架」は、用地買収が九五パーセント達成、新年度からはいよいよ国鉄新前橋駅(同市古市町)の橋上駅舎建設にとりかかる。

新前橋駅の橋上駅舎化は、同駅から前橋駅を経て同市天川大島町の東部環状線立体交差までの全長4.6キロを高架化し、21の踏切解消を図るなど両毛線により分断されていた南北市街地の発展を図る事業の一環として計画された。新前橋駅の入り口は東側に1カ所しかなかったことから、西口再開発に結び付けようと、線橋の建設計画も進められた。