ミレニアム婚 県内11市440組 2000(平成12)年1月3日

西暦二〇〇〇年最初の日の一日、県内の市役所や町村役場には婚姻届を出すカップルが次々と訪れた。上毛新聞社の調べでは、県内十一市だけで約四百四十組の婚姻届が提出され、新生活のスタートを切った。

20世紀最後となったこの年、人生の記念日となる結婚を「2000年1月1日」にしようというカップルが多かった。県内最多の105件の婚姻届を受け付けた高崎市役所は事前の問い合わせが多数あったため、市民課職員3人が“臨時出勤”。中には12月31日深夜から窓口で待機し、2000年になった瞬間に提出するカップルもいたという。