全国大会を涙で棄権 1952(昭和27)年7月8日

全日本高校バドミントン大会に見事出場権を獲得しながら乏しい学校予算のために選手も関係者も泣いて晴れの大会参加を棄権した寂しい話があり、学校スポーツのあり方に新しい課題を投げている。

県は関東大会とインターハイに出場する高校に対し、県高体連を通じて派遣費を補助している。出場校は学校予算や県補助金に加えて、PTAや卒業生に寄付を募るなどして参加費用を賄っている。県高体連によると近年、予算の都合がつかずに全国大会を棄権した事例はない。渋川女子高は山岳部が今夏の南東北インターハイに出場する。