ハチがランナー襲撃 1998(平成10)年9月24日

二十三日午前十一時半ごろ、勢多・東村の同村総合運動公園を発着点に行われた第二十回草木湖一周マラソンで(略)ランナー約三十人がキイロスズメバチの大群に次々と襲われ、顔や頭などを刺され軽傷を負った。

キイロスズメバチは攻撃性が強く、巣の付近を通過しただけでも襲ってくるという。このマラソンの時の巣は直径約30センチで、数百匹が生息していた。スズメバチの生態に詳しい専門家の話として、キイロスズメバチは人家の近くに巣を作る例が多く、人間を襲うケースが増えており、「今の時期は特に注意が必要」と警鐘を鳴らしている。