ロケ隊エベレスト登頂 1985(昭和60)年11月1日

ネパール観光省は、エベレスト(8848メートル)での映画撮影を目的とする本県出身の登山家が中心となった日本隊(八木原圀明隊長、十二人)の七人が三十日、世界最高峰の登頂に成功したと発表した。

北米の最高峰、マッキンリーの冬季単独登頂に成功したあと消息を絶った冒険家、故植村直己氏の映画を撮るため編成された。八木原隊長をはじめ8人が群馬県関係者。隊員はこの後も次々と登山史に残る快挙を達成したが、山田昇、三枝照雄両隊員が1989(平成元)年にマッキンリーで、名塚秀二隊員が2004(平成16)年、ヒマラヤで遭難している。