全国初の7理事誕生 2004(平成16)年3月26日

県は二十五日、四月一日発令の人事異動を内示した。部長制を理事制とする全国初の試みで、七理事が誕生(略)九部制を七担当理事制に再編する五十七年ぶりの大幅な機構改革。県教委も部長制から次長制に

全国でも前例のない理事制導入は、柔軟で機動的な組織を構築することで「縦割り行政」を打開することが狙いだった。小寺弘之知事は「県全体の視野に立った政策、企画立案を行うため」と説明した。2007(平成19)年知事選で初当選した大沢正明知事は「責任の所在がはっきりせず、県民に分かりにくい」として、同年11月に部長制に戻した。