縣内の迷信を追放 1951(昭和26)年7月6日

縣下の生活改善運動は縣教育委員会、婦人会、農業團体などによつて推進されているが、各地に根強く言い傅えられている迷信が大きな障害となり、生活改善の趣旨は理解されても実行は困難な実情にある。

県指導農業協同連合会(指導連、現JA群馬中央会)が県内に残る迷信の調査を実施。「辰の日に田植えをすると病人が出る」「鶏を飼育すると山火事が起こる」といった言い伝えが紹介され、各地で「迷信打破運動」が盛んになるきっかけになった。その後の紙面で、因習を打ち破るため忌避される日を選んで田植えする試みなどが紹介されている。