奇病フィラリア病 1967(昭和42)年8月26日

フィラリア病は熱帯性の病気で、蚊によって体内に入った小虫は成長して親虫になるが、増えることがないためすぐに発病せず、発病まで10年、20年という年月がかかるという。九州など温暖な地方では患者がいた。発病し、病状が進むと高熱が出、寒けや震えを伴った発作などを起こし、当時の特効薬を飲んでも、完治はなかなか難しかったとされる。
フィラリア病は熱帯性の病気で、蚊によって体内に入った小虫は成長して親虫になるが、増えることがないためすぐに発病せず、発病まで10年、20年という年月がかかるという。九州など温暖な地方では患者がいた。発病し、病状が進むと高熱が出、寒けや震えを伴った発作などを起こし、当時の特効薬を飲んでも、完治はなかなか難しかったとされる。