ポンポンの作品が核 1995(平成7)年1月24日

県教委は、館林市に予定している県立東毛美術館(仮称)建設構想の基本方針をまとめた。フランスの動物彫刻家、フランソワ・ポンポンのコレクションを核にした世界的にも通用する美術館を目指している。

館林市が誘致に取り組んできた東毛美術館は、2001年10月に県立館林美術館として多々良沼近くに開館した。「自然と人間」をテーマとし、国内外の作品を収集・展示する。美術館イメージの核としたのが、代表作「シロクマ」など数多くの動物彫刻を残したポンポンの作品。別館には造形活動の場を体感できる「彫刻家のアトリエ」もある。