前橋大火 大部分が料理店 1930(昭和5)年2月27日

午前5時すぎ、料理店や青果店、菓子店などが並ぶ繁華街から出火した火災は、強い赤城おろしにあおられ、瞬く間に広がった。前橋の華やかな街並みは大きな被害を受けたが、見舞金や炊き出しの支援が各地から続々と寄せられた。被災した芸者衆の「何を持ち出すひまもなく命からがら逃げ出した始末です」との生々しい証言を紹介している。
午前5時すぎ、料理店や青果店、菓子店などが並ぶ繁華街から出火した火災は、強い赤城おろしにあおられ、瞬く間に広がった。前橋の華やかな街並みは大きな被害を受けたが、見舞金や炊き出しの支援が各地から続々と寄せられた。被災した芸者衆の「何を持ち出すひまもなく命からがら逃げ出した始末です」との生々しい証言を紹介している。