盛んなるメーデー 1925(大正14)年5月3日

(編注:●はしめすへんに「土」)
県内で実質的な最初のメーデーがこの年、高崎と藤岡で行われたことが確認されている。高崎では42人がメーデー歌を合唱しながら市内をデモし高崎公園に向かった。藤岡では100人以上が参加したが、警察の警戒もあり、大きな混乱はなかった。スローガンは時代を反映し、慢性的な不況と4月に公布された治安維持法への反発を示している。
県内で実質的な最初のメーデーがこの年、高崎と藤岡で行われたことが確認されている。高崎では42人がメーデー歌を合唱しながら市内をデモし高崎公園に向かった。藤岡では100人以上が参加したが、警察の警戒もあり、大きな混乱はなかった。スローガンは時代を反映し、慢性的な不況と4月に公布された治安維持法への反発を示している。