渡良瀬遊水地ラムサール条約登録へ 2012(平成24)年5月9日

群馬、栃木、茨城、埼玉4県にまたがる渡良瀬遊水地について、地元の4県と6市町が、国際的に重要な(略)「ラムサール条約湿地」への登録に同意する最終意見書を環境省に提出したことが8日、分かった。

登録準備は 国が主導した。関係4県と板倉町など6市町が賛同し、2012(平成24)年7月にルーマニアで開かれた 国際会議で正式登録された。県内の登録は尾瀬に次いで2例目。総面積3300ヘクタールのうち、広大なヨシ原に 多様な植物や鳥類が生息する湿地や 貯水池など2861ヘクタールが登録され、国指定 鳥獣保護区となった。