第12旅団をイラクに派遣 2006(平成18)年4月29日

額賀福志郎防衛庁長官は二十八日、(略)第十次イラク復興支援群に編成・派遣命令を出した。第十次群は東部方面隊の第一二旅団(司令部・榛東村)を中心に約五百人で編成。五月上旬から順次出発する。

榛東村に司令部を置く陸上自衛隊第12旅団を中心に編成された第10次群は5月、イラク南部のサマワに派遣され、500人の隊員が3カ月にわたり公共施設の復旧や医療支援にあたった。自衛隊にとって初の「戦地」派遣。政府はこれまで存在しないとしてきた部隊の日報を今月になって公表、「戦闘が拡大」と分析するなど複数の「戦闘」の記述があった。