在任期間歴代1位に 2004(平成16)年4月7日

福田康夫官房長官の在任期間が七日で千二百五十九日となり(略)歴代一位となる。六日午前の記者会見で、「日々追われているとあっという間で、そんなに長い期間やったという気持ちはない(略)」と感想を述べた。

森、小泉両内閣で官房長官を務めた福田氏は堅実な政治手腕で存在感を示し、外交面でも力を発揮した。長官在任期間は当時1位の保利茂氏(1258日)を抜いて1289日まで伸ばし、その後首相に就いた。現在の菅義偉氏は2年前に福田氏の記録を抜き、7日時点で1929日。小渕恵三元首相は竹下内閣で官房長官を576日務めた。