県内初の薬学部新設 2004(平成16)年1月12日

高崎健康福祉大(本部・高崎市中大類町、須藤賢一学長)は県内初の薬剤師養成機関となる薬学部を、二〇〇六年度に新設する方針を決めた。(略)医薬・食品系新産業の育成、誘致にも意欲を示している。

薬学部は2012(平成24)年3月、1期生78人が卒業。以降、18年3月までに570人の学生を送り出してきた。多くの学生が目指す薬剤師の国家試験合格率は80%に上る。同大は今年4月、県内初の農学部も開設する。既存学科との連携により、機能性植物や薬用作物の栽培のほか、ICT(情報通信技術)を活用したスマート農業の推進を目指す。