沖縄に小渕前首相の銅像を 2000(平成12)年7月21日

沖縄サミット(略)が開幕するが、歓迎ムードに沸く沖縄県民の間で故小渕恵三前首相の銅像建立計画が浮上している。「沖縄開催を英断した前首相の恩に報い、その功績を永くたたえよう」と(略)前向きだ。

小渕氏は早稲田大在学中から沖縄を愛した。首相となり地方で初となる沖縄サミットの開催を決めたが、この年の5月に亡くなり、議長の大役を果たすことはできなかった。銅像は翌年4月、会場となった名護市に建てられた。高さ1.5メートル、椅子に座り話し掛けてくるような姿。銅像は生まれ故郷の中之条町にもあり、こちらはスーツ姿で立っている。