不愉快な「不幸の手紙」 1972(昭和47)年7月16日

不幸の手紙に迷惑している人がたくさんいて、新聞もなん度か取り上げましたが、受け取っても、自分からは絶対出さない勇気を持ち、すべての人が心がければ自然となくなってゆくものではないでしょうか。

読者の疑問に紙上で答えるコーナー。不幸の手紙の処理に困っているという悩みに、受け取りを拒否するよう助言している。不幸の手紙は、同じ手紙を出さないと受け取った人が不幸になるという内容。1970年代に流行し、読者からも「不快」「迷惑」などの意見が多く寄せられた。その後はメールに形を変えたが、こちらも無視する勇気が大切だ。