復活する県議会 名物 1972(昭和47)年2月23日

県議会の“名物?”だった本会議場での群馬交響楽団の演奏会が二月定例県議会から復活する。二十二日に開いた議会運営委員会で(略)演奏会を復活させ、開会に花をそえようと(略)満場一致で決まった。

年最初の県議会定例会本会議を飾る群馬交響楽団の演奏は1957年に始まり、議事堂の新築に伴って一時中断されたが、72年に再開した。現在の議事堂の建設工事中も仮議場で続けられ、恒例行事として定着している。今年の定例会初日に当たる19日も行われ、ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」など群響による力強い演奏が議場内に響き渡った。