伝説の大蛇出た!? 1992(平成4)年4月19日

「大蛇が通った跡だ!」。佐波郡赤堀町の桑畑で、あたかも大蛇がはい回ったような長さ三十メートルほどの溝が見つかった。近くには大蛇伝説で知られた城跡があり、(略)静かな田園地帯は大騒ぎ-。

大蛇がはったような溝は幅15~20センチで、桑の木の間をくねくねと約30メートル続いていた。発見した女性は「最初は変な跡が付いているなと思っていたが、『蛇が通った跡だ』と言われなるほどと思った」と語った。騒動に輪をかけたのが近くにあった毒島城の大蛇伝説。ゆかりの石臼が2年前に持ち去られ、「恨みを晴らすためやって来たのでは」との推測も。