新輪転機、運転を開始 1964(昭和39)年4月22日

上毛新聞社は昨年以来、前橋市古市町九〇番地(上越線新前橋駅前)に新社屋の建設を進めてきたが、このほど完成したので、十九日から三日間、全部門の移転を行った。新輪転機は好調のうちに試運転を終わった。

上毛新聞社は1964年、新社屋移転と同時に「新聞社の財産」といわれる輪転機を購入した。70年には国内の新聞社で数社しか導入していなかったオフセット輪転機を導入。2009年に伊勢崎市内に開設された上毛新聞印刷センターは、高速輪転機を核とする最新鋭の印刷システムを備え、本紙と三つの別刷りを、同時に1時間最大18万部印刷できる。