歯を持つ埴輪発見 1989(平成元)年6月17日

発掘現場となった山名原口Ⅱ遺跡は約3.5ヘクタールに17基の古墳がある山名古墳群の一部。歯を持つ埴輪は円墳石室の入り口付近で見つかった。顔部分は縦30センチ、横27センチで、わし鼻の両穴には白い長石が詰められていた。冠をかぶっており、身長は推定約130センチ。いかめしい形相から墓に悪霊が入るのを防いだ「盾持ち埴輪」とみられる。
発掘現場となった山名原口Ⅱ遺跡は約3.5ヘクタールに17基の古墳がある山名古墳群の一部。歯を持つ埴輪は円墳石室の入り口付近で見つかった。顔部分は縦30センチ、横27センチで、わし鼻の両穴には白い長石が詰められていた。冠をかぶっており、身長は推定約130センチ。いかめしい形相から墓に悪霊が入るのを防いだ「盾持ち埴輪」とみられる。