赤城山ロープウエー存続ピンチ 1998(平成10)年3月5日

赤城山で「赤城山ロープウェイ」を運行する東武興業(東京都墨田区)が、地元の富士見村大洞地区住民に、三月限りでロープウエーとリフトの運行を休止する意向を示していることが四日、明らかになった。

赤城山ロープウエーは1957(昭和32)年、赤城山・地蔵岳北面に開設された。施設の老朽化や乗降客の低迷で98(平成10)年、赤城山第一スキー場のリフトとともに休止。同スキー場には2013(同25)年、前橋市の補助で長さ60メートルのスノーエスカレーターが新設され、地元の観光団体が「日本一小さなスキー場」と称して、冬季の土日祝日に営業している。