福田官房長官再任 2001(平成13)年4月26日

小泉新総裁は、党三役人事に続く閣僚人事で、いち早く福田康夫官房長官の再任を内定した。昨年十月の就任時にも小泉氏が起用を強く推しており、国会答弁や記者会見の対応など手堅い手腕が評価された形だ。

福田氏は内定が報道された25日、定例記者会見以外に公式日程はなく、淡々と日常業務をこなした。永田町の議員会館や高崎市緑町の事務所には支持者から激励やお祝いの電話が届いた。福田氏は2000(平成12)年10月、県選出国会議員としては戦後2人目の官房長官に就任。04年4月7日に在任期間が1259日と歴代1位(当時)となった。