二百円切手の図案に
1974(昭和49)年10月31日
太田市九合地区から出土したハニワの武装男子立像(東京国立博物館所蔵、国宝指定)を描いた新しい二百円普通切手が、十一月十一日から発売されることになり、太田郵便局では(略)切手展を計画している。
図案の元になった埴輪は6世紀の作とされ、小さな鉄板をとじ合わせたよろいを着用することから「挂甲武人」とも呼ばれる。正面から上半身を描いたデザインは1974年の採用以来、額面や配色などの変更はあったものの、郵便料金改定に伴い2014年3月末に200円普通切手が販売終了となるまで、約40年間にわたって用いられ続けた。