第一回群馬マラソン大会 1966(昭和41)年2月28日

「第一回群馬マラソン大会」は二十七日参加四百選手を集めて、前橋・県営陸上競技場を主会場に行なわれた。(略)三十九人のマラソンランナー中三十三人が完走するという大成功のうちに第一回大会を終えた。

ぐんまマラソンの前身となる大会は35キロレースで始まった。初代王者の太田栄治はレース中に腹痛に襲われながら路上に落ちていた荒縄で腹を締めて力走した。第2回からはフル。数々の長距離選手を育て、1990年の第26回を最後に終了した。翌年に健康志向の大会に生まれ変わり、しばらくハーフが最長だったが、フルになり県民スポーツの祭典となった。