世界遺産に推薦 政府決定 2012(平成24)年8月24日

政府は23日、世界遺産条約関係省庁連絡会議を外務省で開き、2014年の世界文化遺産登録を目指し、本県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」を国連教育科学文化機関(ユネスコ)へ推薦することを正式に決めた。

文化庁など7省庁で構成する連絡会議が全会一致で推薦を了承した。高品質生糸の大量生産や世界の絹産業の発展、絹の大衆化に貢献した富岡製糸場を中心とする4資産が、ユネスコの審査にかけられることになった。4資産は2014(平成26)年6月、カタール・ドーハで開かれたユネスコ世界遺産委員会で世界文化遺産に登録された。