市重文が街歩く 2002(平成14)年11月15日

館は1912(明治45)年、伊勢崎藩医を務めた今村家が建てたもの。市内で内科を開業していた黒羽根氏が取得し、約40年にわたって診療所として利用した。2002年に市に寄贈され、移転を経て「いせさき明治館」として公開されている。曳き家は推定約60トンの建物を台に乗せてレールの上を滑らせるようにし、2日間かけて約100メートル北側に移動させた。
館は1912(明治45)年、伊勢崎藩医を務めた今村家が建てたもの。市内で内科を開業していた黒羽根氏が取得し、約40年にわたって診療所として利用した。2002年に市に寄贈され、移転を経て「いせさき明治館」として公開されている。曳き家は推定約60トンの建物を台に乗せてレールの上を滑らせるようにし、2日間かけて約100メートル北側に移動させた。