高校授業料の口座振替 1987(昭和62)年10月25日

県教委は全国二十九都道府県で実施している高校授業料の口座振替について、本県でも導入するかどうかの検討を始めた。来月には同制度を実施している都道府県を対象に(略)詳しく調査する

当時の県立高校の授業料は毎月十日前後に生徒が高校事務室に現金で持参し、納入する方法をとっていた。口座振替制度を検討するようになった背景には(1)学校事務の軽減(2)県民サービスの向上-などのメリットが考えられ、全国的な動きに合わせた。県教委は保護者を対象にした意向調査や一部試行を踏まえ、1990年度から全日制で実施した。