07年度に学区撤廃 2004(平成16)年12月14日

県教委は十三日、県立高校普通科の通学区域を二〇〇七年度に撤廃し、全県一学区制に改める方針を固めた。(略)進学の選択肢を広げるのが狙い。(略)すべての県立高校を自由に志望できるようになる。

「行ける学校」から「行きたい学校」へ-。ニーズの多様化に対応しようと、長く続いてきた学区制による制限が、周知期間を設けた上で撤廃されることになった。県内の通学区域は、変遷を経て1987(昭和62)年度から8学区制に移行した。普通科は隣接学区への越境入学が一定枠内でしか認められておらず、不公平だと指摘する声も上がっていた。