聖人 郷土を走る 1964(昭和39)年10月5日

東京オリンピック聖火リレー隊は、四日朝新潟県六日町市を出発して三国トンネルを通り、新治村のトンネル東口で引き継がれ、県民あげての歓迎のうちに、湯宿まで十一人の若者によって運ばれた。

2020年東京五輪に向けた準備が進んでいる。インフラ整備はもちろん、キャンプ地の誘致、増加が見込まれる外国人観光客などさまざまな動きがある。前回東京五輪は高度経済成長の高揚したムードの中で行われた。海を渡った平和の火は国内各地をリレー。この日「上越国境三国峠は雲ひとつない秋晴れ」の下、詰め掛けた県民に迎えられた。