タウト氏旧宅「洗心亭」を保存 1951(昭和26)年6月1日

ドイツの建築家ブルーノ・タウトはナチスの台頭を逃れ、1933年5月に来日した。実業家、井上房一郎氏に招かれ、34年8月から2年3カ月にわたってエリカ夫人とともに過ごしたのが、今の高崎市鼻高町にある洗心亭。滞在中は工芸品の設計や指導に携わり、節分会で豆まきするなど地域住民とも交流を深めた。洗心亭は51年10月に県史跡に指定された。
ドイツの建築家ブルーノ・タウトはナチスの台頭を逃れ、1933年5月に来日した。実業家、井上房一郎氏に招かれ、34年8月から2年3カ月にわたってエリカ夫人とともに過ごしたのが、今の高崎市鼻高町にある洗心亭。滞在中は工芸品の設計や指導に携わり、節分会で豆まきするなど地域住民とも交流を深めた。洗心亭は51年10月に県史跡に指定された。