古墳県の全容解明
2014(平成26)年1月16日
県内に1万2000基以上あるとされる古墳の実態を80年ぶりに把握しようという古墳総合調査について、県教委は2月4日の伊勢崎市内の古墳を皮切りに、本格的な現地調査を始めることを決めた。
「上毛古墳綜覧」(1938年刊行)の平成版を作成するため、2012~16年度に調査した。専門家のほか、養成講座を受けたボランティアの県民調査員161人が協力。調査の結果、古墳の総数は1万3249基、現存する古墳は2434基(速報値)だった。歴史ファンからの要望を受け、結果をまとめた「県古墳総覧」が一般向けに販売された。