校区外でも友達だよ 県内初の特認校スタート 2000(平成13)年4月10日

高崎市で九日、県内初の特認校制度がスタートした。特色ある教育を推進、父母の学校選択の幅を広げるとともに、市街地にある小学校の児童数減少に歯止めをかけようと導入された。

高崎市教委が導入した特認校制度は少人数化した小学校の規模適正化が狙い。校区外から入学できた。初年度は情報教育(パソコン)に力を入れる南小に30人、英語教育の城南小に8人が校区外から入学した。一時は校区外の希望者を抽選で選抜する人気となったが、小学校教育の内容変化で特色が薄らぎ、市町村合併も進んだ2010年度限りで廃止となった。