大学・短大進学50%超 2007(平成19)年8月15日

県内高校の今春の新卒者のうち大学・短大に進学した割合は、昨年を2.4ポイント上回る50.6%で、初めて50%を超えたことが十四日、県の学校基本調査(五月一日現在)結果の速報で分かった。

中学・高校卒の若い労働力が昭和の高度経済成長を支えてきた一方、社会環境の変化もあり進学熱は高まっていった。少子化に伴い、大学側の学生確保に向けた動きも目立つようになった。記事では「今春から全国の大学の募集定員と志願者がほぼ同数となる『大学全入時代』を迎えたことや、高学歴志向が影響しているとみられる」と分析している。