天皇陛下 即位の礼 1990(平成2)年11月13日

天皇陛下の即位を内外に宣言する「即位の礼」が十二日、皇居を中心に国の儀式として行われた。(略)「即位礼正殿の儀」があり、陛下が「憲法を順守し、象徴としての務めを果たす」とお言葉を述べられた。

即位儀式は昭和天皇以来62年ぶり、天皇が「象徴」となった新憲法下では初めてだった。正殿の儀にはベルギー国王、ドイツ大統領ら計158カ国、2国際機関の代表や海部俊樹首相、皇族ら約2200人が参列。県民を代表して故・清水一郎知事も出席した。天皇、皇后両陛下は皇居から赤坂御所まで4.7キロを祝賀パレードし、沿道の祝福に応えられた。