桐生高に“紅33点” 1998(平成10)年4月8日

県内公立七十三高校の入学式が七日行われ、(略)新入生が高校生活の第一歩を踏み出した。県立桐生高校では(略)開校八十一年目で初めて“女子禁制”を打ち破り、女子生徒三十三人が理数科に入学。

桐生高は1998年度に理数科(定員80人)が新設され、男女別学の伝統校のトップを切って男女共学が始まった。女子生徒を初めて迎えた入学式で当時の校長は「これからの世の中は、男女が力を合わせていく時代。学問にも男女の区別があってはならない」と呼び掛けた。本年度は女子30人が入学し、全校で101人が在籍する予定という。