高崎駅前 1坪1000万円に 1989(平成元)年4月1日

JR高崎駅前に一坪(三・三平方メートル)一千万円の商業地、多野郡新町の住宅地は二二・五パーセントの急上昇-。一日の国土庁地価公示でわかった本県の地価情勢は(略)潜在的な地下水準の高さを数字が裏付けた格好

バブルによる地価高騰の波が群馬県に押し寄せてきた。JR高崎駅前、高崎市八島町の商業地標準地は1平方メートル当たり315万円となった。上昇は続き、1992(平成4)年は498万円。バブル崩壊を機に下落に転じ、2014(同26)年に34万5000円まで下がった。景気回復を受けて緩やかに回復し今年は40万円となったが、それでもピーク時の十分の一に満たない。