稲村ペア 輝く「銀」 1990(平成2)年8月27日

稲村・斎藤の高校生コンビが銀メダルを獲得-。90世界選手権自転車競技大会のトラック競技最終日は二十六日、前橋市のグリーンドーム前橋で決勝三種目が行われた。(略)日本のアマ種目の銀メダルは史上初

アジア初となった自転車の世界選手権はグリーンドーム前橋のこけら落としとして開かれた。前橋工の稲村成浩は山形電波工の斎藤登志信との高校生コンビで2人乗りのアマ・タンデムで日本勢唯一のメダルを獲得した。地元選手の活躍に大会は盛り上がり6万5000人が入場。稲村は競輪選手になってからも自転車競技を続けシドニー五輪に出場した。