新・前橋市誕生へ 2004(平成16)年12月5日

前橋、大胡、宮城、粕川四市町村が、きょう五日合併、人口三十二万の新前橋市が誕生した。県内では平成に入って神流町に続く二例目。県内初の中核市の要件を満たす新市誕生は「平成の大合併」の幕開けを告げる。

旧前橋市に大胡、宮城、粕川の旧3町村が編入合併して新・前橋市が誕生した。人口は旧市の1.13倍、市域面積は1.64倍に広がった。2009年にさらに富士見村が加わり、現在の形になった。前橋に続き、05年には伊勢崎、沼田、太田、桐生、みなかみが相次いで合併。一連の「平成の大合併」で15市町が誕生し、市町村は70から35に半減した。