スポーツ賞顕彰を制定 1983(昭和58)年4月26日

県は二十五日、県内で最も権威あるスポーツ賞として、新たに「県スポーツ賞顕彰」を制定することを明らかにした。これは国内外のスポーツ大会で活躍した選手や団体を表彰する現行表彰制度を一元化したもの。

最高の「栄誉賞」にはスピードスケートの世界スプリントで日本人として初めて総合優勝した黒岩彰選手と、「国体スケート14回優勝」の黒岩美智子選手が選ばれた。授与式で彰選手は「オリンピックではメダルを狙いたい」と話し、カルガリー冬季五輪男子500メートルで銅メダルを獲得。美智子選手は1983年の「あかぎ国体」を最後に現役を引退した。